e-まちフォーラム2007 西日本新聞で掲載されている「e-まちフォーラム2007」の模様をご紹介します。 2007年の出演者一覧
2004年〜2006年に実施したe-まち懇談会
ご出演者からのご提言(西日本新聞掲載)
ご出演いただいた皆様の近況報告!

フォーラムご出演のみなさんのご紹介 (2008/3/24 UPDATE)

新着のフォーラムメンバー5名はこの方たちです。写真をクリックされますと、今回のフォーラムメンバーの個人の「私の想い」をご覧いただけます。

 
(株)ヒラ商
専務取締役
川口 博実

商店街の底力は、地元の個人店舗。地域の特色を生かしながら、地域の個性をつくっていきたいです。

 
(社)宗像歯科医師会
会 長
古屋敷 弘美

商店街の活性化は、一歩踏み出すことから。皆で知恵を出し合って西新商店街に今以上の賑わいをつくりたいです。

 
西新商店街連合会
会 長
鳥巣 勲

地域の健康を歯科から見つめています。時代にあった歯科医療をめざして、人々のニーズに応えていきたいです。

 
(株)チヨダ
代表取締役
野田 耕

郷土を愛する者として、次の世代をになう子どもたちが夢や希望を持てる、元気な福岡の街づくりに尽力します。

(司会)
NTT西日本
取締役福岡支店長
小椋 敏勝

地域でご活躍される皆さまの熱い想いを多くの方々へお届けして、地域の元気を応援していきます。

小 椋  皆さん、本日はお忙しい中を懇談会にご出席頂きましてありがとうございます。
私どもNTTは、全国で通信事業を展開しております。公社時代は、全国に2000の拠点をもっておりましたが、現在は大きく拠点を絞り込んでいます。そのため、お客様と直接お顔を合わせる機会も減りました。
地域に生かして頂いている企業と致しまして、地域の皆様に何かお役に立ちたい、そんな思いからこのような懇談会を開催させていただいている次第です。この懇談は、西日本新聞紙上及びウェブ上のサイト「@なワ!」で発信して参りたいと思っています。どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、川口さんから自己紹介をよろしくお願い致します。

川 口  ヒラ商という会社です。女性向けのアイテムを中心に、アクセサリーやバラエティ雑貨、ケイタイストラップなどファンシーキャラクターグッズを専門店向けに卸しています。「アクトワン」「ハーズ ハー」など直営店も16店舗ほど展開しています。最近、親富孝通りの賑わいが失われていますが、この通りに「カラオケボックス」を開設いたしました。

小 椋  ありがとうございます。では、次に古屋敷さんどうぞ。

古屋敷  宗像市で歯科医院を開業して30年になります。毎日の診療と歯科医師会の活動を通じて、地域の、幼児から老人までの方々の口腔の健康を守るため活動しています。80才まで20本の歯を残そうという一大キャンペーン「8020運動」もかなり知れ渡った感があります。

小 椋  子ども達のむし歯について、現状はどうなのですか?

古屋敷  子ども達のむし歯は近年減ってきています。家庭での歯磨き習慣の徹底や学校歯科保健活動の影響が大きいと思います。

小 椋  了解しました。それでは、続いて鳥巣さん、どうぞ。

鳥 巣  3年前に、自分で3代目となる鮮魚店を健康上の理由から閉め、現在西新商店街連合会活動のお手伝いをしています。私どもの連合会は、7つの商店街、180店舗が加盟しています。お客様を西新に集めなくてはいけないと思っています。

小 椋  長い商店街ですよね。全国的にも珍しいですね。それでは、野田さん、お待たせしました。

野 田  ユニフォームの販売を始めて今年で45年になります。九州一円、7000社を超えるお客様と取引させて頂いております。私は、高校卒業後、市役所に就職致しましたが、一念発起して事業をはじめたのです。
私の青春時代は、自転車、ミゼット、三丁目の夕日のイメージです。いろんな時代を生き抜いて感慨深いものがあります。高校時代は西新商店街に随分とお世話になったものです(笑)。

川 口  私も、同じ高校でした。学業より音楽が好きで、進駐軍のキャンプ回りをしていました。6年くらいギターを弾いていたでしょうか。その後、4年ほどイギリスへ遊学。音楽で知り合った社長とのご縁で事業を展開しています。

小 椋  私も、海外赴任の経験がございますが、外国へ行くと、日本人としてのアイデンティティの欠如を痛感しますね。

川 口  同感です。私も、日本について伝統や文化などいろんなことを聞かれるのですが、ほとんど答えられなかった。ですから、逆に、イギリスで日本について勉強しました(笑)。

小 椋  本当に、自分の国について知りませんよね。もっと自分の国について学ばなくてはと思います。ところで、私の娘の学校には制服がないのですが、でも制服みたいな洋服を着ていますね(笑)。

野 田  一時期、銀行が制服をなくしました。経費節約ということで。ただ、現在は、制服が主流です。制服には「力」がありますね。着る人には仲間との一体感や仕事をしているという緊張感などよい刺激を与え、また見る人には、統一感や清潔感などよい印象を与えます。

小 椋  最近のユニフォームは、バラエティに富んでいて楽しいですね。
ところで、鳥巣さん、商店街の取り組みについて聞かせてください。

鳥 巣  郊外に大型店ができて、どこの商店街も多少影響を受けています。私どものところにも7つの商店街がありますが、まだ、シャッター通りにはなっていないので、イベントを仕掛けてなんとか踏ん張っています。
昔は、八百屋、魚屋、肉屋さんが必ず商店街にありましたが、昨今ではめっきり減ってきましたね。現在、リヤカー部隊がそれを補ってくれています。

小 椋  鳥巣さんの商店街では、空き店舗はどのようになっているのですか?

鳥 巣  私どもの商店街では、空き店舗ができても、すぐ埋まります。ありがたいことですね。
昔は、各店舗に住宅があって、私もそうですが、商店街で育っていましたから、親の背中をみながら「こんなもんだ」と自然に商売に興味が生まれてきました。
現在は、みんな店舗と違う所に住んでいますから、二世が育ちません。空き店舗に入られる方は、サラリーマンの方とか商売が初めての方が多いですね。

小 椋  それは、面白いですね。

鳥 巣  商店街も新陳代謝が必要ですので、新しい風となって頂いていいと思っています。要は、商店街が賑わい、活気がでることが一番大切なのですから。ところで、高齢者の方から、公衆電話を設置してほしいと、よくいわれます。

小 椋  公衆電話は最盛期に比べたら1割ですね。携帯電話が普及したので、ほとんど利用されなくなってしまいました。それに伴って、テレフォンカードもなくなりましたね。

野 田  昔は、104に電話をしたら、交換の女性とひと言お話もできていました(笑)。よい時代でしたね。今は、何かと気ぜわしく騒がしくなりました。中洲には、流しが来てギター片手に歌っていました(笑)。

小 椋  福岡を代表する祭りといえば、「山笠」ですが、野田さんは山笠歴、何年ですか?

野 田  私は、子どもの頃「山笠デビュー」をして、50数年現役でした。さすがに、70歳をすぎてから出なくなりました。隣保組みでこの祭りに関わることで、皆顔見知りになり、連帯感が生まれるのです。山笠という祭りで勉強するんですよ、人生を。学校や親からも教えてもらえないことを先輩から教えてもらえる。
人口140万を越す都市で、このような祭りがある所は珍しいと思います。

小 椋  あれはまた、タイムを競うところがいいですね。

古屋敷  粋ですよね。私どもの地域でも近年、山笠が復興しました。祭りは地域の元気の象徴ですから、それは嬉しい事です。

小 椋  祭りは地域のシンボルですからね。

野 田  私達は、招かれて、山笠をハワイやオーストラリアに海外遠征もしました。山笠に人生をかけている人たちもいます。男の祭りですよ。

鳥 巣  羨ましいですよね。「山笠」「どんたく」「放生会(ほうじょうや)」という福岡三大祭りがありますね。私達も、西新、高取、藤崎、各商店街で三大祭りをつくり、2回続けてやりました。
商店街の端に古くからあった井戸の水が枯れ、そのあとの有効利用として、水神様と、ホークス球団を応援する「勝鷹(かつたか)水神」を平成15年に建立。毎年10月の第1日曜が大祭です。昨年より“勝鷹夢まつり”と称しています。

小 椋  古屋敷さん、宗像の現状はどうですか?

古屋敷  宗像地域は福岡市と北九州市の中間に位置しています。宗像大社でも有名です。両市のベッドタウンとして人口も増えつつあります。古くから住んでいる人々と新しい人たちが、祭りやイベントを通じて心の交流をはかり、地域が活性化することが望まれます。

小 椋  現在、医師の不足が問題になっていますが、歯科医師はいかがですか?

古屋敷  医師の不足は深刻な問題です。しかし、歯科業界は歯科医師過剰が問題です。福岡県には歯科医師を養成する大学が3つあります。全国的にみても開業医が多い地域です。
身体の健康と歯の健康には大きな関係があります。医科、歯科が協力して住民の方々の健康管理に取り組んでいかねばなりません。

小 椋  さて、川口さん、最後に何かありませんか?

川 口  私どもは、親富孝通りにカラオケ店を出店しています。周りは全国チェーンの店が林立しています。郊外に大規模店舗ができ、さらに、商店街にも全国チェーンの店が入ってきて、個人の店舗がどんどん消えています。
街や商店街の元気は、そこに住む地元の人間の個人店舗が魅力なのです。本当に寂しいですね。ここで、なんとかみんなで頑張って「個人商店」を残したいと思います。

小 椋  それぞれの立場で、楽しく有意義なお話をお聞きしました。福岡のよさがわかったような気が致します。ありがとうございました。


記事一覧

こちらは、今までにご紹介したフォーラム一覧表となります。記事のタイトルをクリックするとご覧いただけます。

公開日 タイトル
2008.03.24 【第4回】e-まちフォーラム2007の模様
2008.02.25 【第3回】e-まちフォーラム2007の模様
2008.01.07 【第2回】e-まちフォーラム2007の模様
2007.12.11 【第1回】e-まちフォーラム2007の模様
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